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  • 2014.12.26

GitHubを使ってデータを共有・管理する

今回はGitHub Desktopを使ったファイルのバージョン管理についてお話します。

デザイナー

Y.T.

GitHubとは

GitHubとは

Git、Github、Github Desktop。皆さんはそれぞれの違いを知っていますか?
名前が似ているので、わかりづらいかもしれません。
それぞれどのような役割があるのかみていきましょう。

Gitは、いわゆるファイルのバージョン管理システムです。
「ソースコードのバージョンを管理してくれるシステム」というのが一般的です。

Githubは、ソースコードのバージョンを管理してくれるシステムを使うためのサーバを提供しています。組織の開発メンバーやのパートナーと一緒にソースコードを共有しながら開発するには、サーバー上にGitをインストールして、それぞれのメンバーが一つのシステムにアクセスできるように、準備をする必要があります。
Github.comは、そのサーバーを提供しています。

Github.comでは、アカウントを作るだけで、他のユーザーと、プロジェクトをシェアしながら開発できます。
Webサイトやアプリケーションなどのプロジェクトを進めるときに複数の人が同じデータを共有し、編集したい場合も便利です。

Github Desktopは、Github が開発した、GUIのGitクライアントです。
先に紹介したGitは、CLI(コマンドラインインターフェイス)のソフトなので、文字列でGitを操作してコマンドベースで操作します。
コマンドベースで操作するGitは難しいという人もいます。GUIで操作できたほうが便利なユーザーも多いでしょう。
そこでGithubによって開発されたのが、Github Desktopです。

GitHubにユーザ登録しよう。

GitHubにユーザ登録しよう。

公式サイトへ

まずはユーザ登録をしていきましょう。

GitHubで名前、メールアドレス、パスワードを入力して緑のボタン「Sign up for GitHub」をクリック!
メールにURLが届くのでリンクに遷移します。
右下の「Confirm」を押して、登録完了! 次はGitHub for MacのアプリケーションをGitHubDesktopでダウンロード。
WindowsユーザーのかたはGitHubDesktopを選んでください。

インストールをして、アプリケーションを起動します。
GitHubで登録したときのユーザー名とパスワードを入れて 「Sign In」をクリック。
GitHubとアプリケーションを連携することができました。

グループを作ろう。

グループを作ろう。

ユーザ登録が完了したらグループを作っていこう!

 

ユーザ登録が完了したらグループを作成します。

  1. 左上の登録した名前のボタンをクリックします。
    下の「Create organization」を選択。
  2. 表示が切り替わると、グループ名、メールアドレスを 記入、プランを選択して「Create organization」をクリックします。
    グループが作成できました。
  3. GitHubに登録しているメンバーを画像の箇所のテキストボックスで検索して、「Add」をクリック。
    グループのメンバーを招待できます。
みんなでデータを共有しよう。

みんなでデータを共有しよう。

リポジトリを作ろう!

グループの作成が終わったら今度は、リポジトリを作成していきましょう。
リポジトリとは、ファイルやディレクトリ※1※1コンピュータのファイルシステムにおいて、ファイルをグループ化するための特殊なファイルのこと。の状態を記録する場所のことを意味します。
保存された状態は、変更履歴として格納されています。 変更履歴を管理したいディレクトリをリポジトリの管理下に置くことで、そのディレクトリ内のファイルやディレクトリの変更履歴を記録することができます。
リポジトリを作成してプロジェクトやテーマごとにデータを管理することができます。
右上にある「New repository」をクリック。
Ownerは作成したグループを選択します。 横にあるRepository nameは任意のもので。
「Initialize this repository with a README」にチェックを入れて、「Create repository」をクリックして完了です。

※1 コンピュータのファイルシステムにおいて、ファイルをグループ化するための特殊なファイルのこと。

データを入れよう。

データを入れよう。

これで準備は完了

今度はリポジトリにデータを入れていきましょう。
アプリを開いて左上の十字マークを選択。
すると「Clone」というボタンが出てきますので、作成したリポジトリをクリックします。
ファイルの置く場所を選択するとデータを共有するためのリポジトリがダウンロードできます。
ダウンロードしたリポジトリの中に共有したいデータを入れましょう。

入れたデータを共有しよう。

入れたデータを共有しよう。

いよいよデータ共有

共有したいデータをローカルに落としたリポジトリのファイルに入れたら、GitHubのアプリを開きます。
アプリでは追加されたデータには緑のラベルで「NEW」の文字がつき、表示されます。
必ずSummaryにタイトルを書いて、「Commit&Sync」ボタンを押します。
これでデータを共有することができました。

まとめ

GitHubの便利なところ

  • 同時に複数の人がデータを編集できる。
  • データのデグレ(エグレード・先祖返り)を防ぐことがる。
  • バージョン管理ができると同時に同じデータを編集しても デグレを起こさずファイルを同期できるので、チームでスムーズに開発作業ができました。
    htmlやjavaなどのコードだけでなく、もちろんエクセルデータや写真画像なども共有して使えるので便利ですよ!
    すでに開発現場ではこのツールが一般的となっているGithub、 ぜひつかってみてください。
 

※ご注意ください
GitHubは大きなファイルやプロジェクト管理も可能ですがファイルサイズに上限があります。

  • リポジトリサイズには物理的な上限は設定していない。ただし1GB以下に収めるようにという通知があります。
    1GBを超えるとアラートメールが送られてくることがあります。
  • 単一のファイルサイズには100MBまでという物理的上限がある→50MBを超えるファイルがあると警告が出ます→100MBを超えるファイルは受け付けないようです。

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