危機はわたしたちをどう変えるのだろうか。
不確実性の中、この否応なく向き合わなければならない危機に、世界が今、過去の常識を捨て新しい価値観を作り出す試みが始まっています。
この危機が終わった時、わたしたちが何も変わらなければ、この危機で多くの人が味わった苦しみは、すべてが無駄であったということになるでしょう。
デジタルシフト、ダイバーシティ、Quality Of Lifeなどモノへの価値観、人との関係、行動様式の変化だけでなく、すでに一人一人の生き方そのものが変わろうとしています。わたしたちは新しいリテラシーを身につけ、この世界を理解する方法そのものを問い直し、アップデートが必要です。
今あらためて思うこと。それは、わたしたちの生活や価値観が大きく変わるまさに現在、人や社会にとってのウェルビーイング、幸福とは何かを考え続けることではないでしょうか。
2010年に創業したわたしたちは、これまで一つとして同じものはないクライアントのさまざまな課題に、ブランディングという視点で新しいビジネスの可能性を模索してきました。ひとつひとつのプロセスを丁寧に洞察し、ディテールをこだわり、妥協しない姿勢でお客様と向き合って参りましたので、スケールメリットや多くの実績はありません。創業から大切にする社会にささやかに貢献する(Small Contribution)というヴィジョンは、わたしたちがどんなときも、一人一人が静かに考え想像する、今も変わらずに持ち続けるメッセージです。
わたしたちはクライアントにとって、縁の下の力持ちであることを目指しています。
主力とするブランディングでは、ビジョン策定からツール開発までビジネスの分野を制限せず、これからもさまざまな課題を抱えるクライアントのパートナーとしてブランドが持つ潜在的価値の最大化に努め、社会との美しい関係を築きたいと考えています。
2020.10.01
株式会社BOEL 田澤 鉄平
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